「子どもの無駄使いが心配」「何歳くらいからお小遣い管理を任せていいのかわからない」など、子どものお小遣い管理について迷う親も多いのではないでしょうか。そこで、本記事では子どもの自立を育むお小遣い管理の方法を紹介します。
お金の使い方に慣れていない子どもが、お小遣い管理を身に付けていくにはどうしたらいいのでしょうか。お小遣い管理で子どもの自立を促すポイントを紹介します。
子どもにお小遣いを渡したら、親が使い道を決めるのではなく、子ども自身がお金をやりくりするすることを尊重しましょう。
自分でお小遣いの使い道を考えたり、買う買わないを判断したりするなど、実際にお金を使う経験をすることで考える力や判断する力が身につきます。ついつい無駄遣いをしていないか、何を買ったのかなど、使い道に口を出したくなりますが、グッとこらえて。小さな失敗や成功体験の積み重ねが金銭感覚を育むことにつながります。
むしろ大事なのは、子ども自身が失敗に気付くこと。子どもが「使いすぎてしまった」「別のものを買えばよかった」など、失敗話をしてきたら叱るのではなく、「どうすればよかったかな?」「こういう使い方もあったかもね!」など、子ども自身で考えられるようなアドバイスをするなど、親子で会話をしながら一緒に振り返りができるといいでしょう。
お小遣いを渡す際に、事前に親子で話し合って最低限のルールを決めることで、家庭内の摩擦やさまざまなトラブルを防ぐことができます。ルールの例を紹介するので、家庭の方針や子どもの状況に合わせて参考にしてくださいね。
例1:「お小遣いを使いきっても追加であげない」
お小遣いはもらったお金の範囲でやりくりすることで家計管理が身につきます。そのため、お小遣いを使いきってしまい「お金が足りないからちょうだい」と子どもにねだられても、追加でお金を渡さないようにするのが原則です。
どうしてもお金が足りないときは、本人になぜお金が必要かを説明してもらい判断する、お手伝いなど家庭内でアルバイトに対してお小遣いを渡すなど、日頃のお小遣いとは切り離して対応するといいでしょう。
例2:「何のためのお小遣いか親子で最初に決める」
最初に何を買うためのお小遣いなのかを親子で話し合っておくと、子どもが迷うことなく、計画を立てやすくなります。
たとえば、「学校で必要な文房具は親が買うけれど、さらに欲しい場合はお小遣いで買う」「家で食べるおやつは親が用意するけれど、友達と出かけたときの飲食代はお小遣いから払う」「友達へのプレゼント代はお小遣いを使う」など、家庭の考え方や状況に合わせて決めるといいですね。
いくら子どもが自由に使えるお金とはいえ、高額なものを購入するのが心配な場合は、「⚪︎⚪︎円以上のものを買う場合は、事前に相談する」と決めておくと安心です。
例3:「友達とお金の貸し借りはしない」
親が知らないうちに友達とお金の貸し借りをして、思わぬトラブルにつながることも。なぜお金の貸し借りをしてはいけないのか、お金の大切さと合わせて家庭で話しておけるといいでしょう。
万が一、お金のトラブルを抱えてしまったら、自分一人で解決するのではなく、親に相談するよう、合わせて伝えておきます。そのためにも、日頃から親子でコミュニケーションを取り、子どもが困ったときに相談しやすい環境を用意しておくことが大切です。